福岡県直方市中心街の長さ500m程の古町商店街の路面角に2018年3月1日に新しくお店をオープンしたSketchers。
ご自身のこれまでの開業までの経緯やこれからの展望について精力的でパワフルな女性、大神佳奈子さんにインタビュー
福岡県出身 高校時代から学費の為に飲食店などでアルバイトをし、18歳の時に単身上京。その後30歳の帰福まで、主にケーキ屋起業、お菓子のコーディネ―タ―、企業向けにお菓子の提案などを行うなど食を中心とした仕事に携わる。
縁があって直方のソウルフード現在カレー焼き&からあげ店オーナーのご主人と出会い結婚。直方市在住
直方市の商店街の路面。何やらひときわ目立つアメリカンなポップな看板。
そこを曲がると今回お邪魔させて頂いたCoffee&kittcen Sketchersがあります。
今回はそのお店のオーナー大神佳奈子さんへのインタビューです。
―開業される前も食を中心とした仕事に携わってきたのですか?―
高校の頃からアルバイトで学費を稼ぐ為に飲食店でアルバイトやったり、その後、それこそ身体1つで単身上京しそこでたまたまご縁があり、ケーキ屋を開業したり、食品外資系企業、またヘッドハンティングされた会社では東京での最後の3年間はお菓子のコーディネーターや企業様向けにお菓子の提案などといった仕事をやってきました。
福岡へ帰って来てからも福岡市内を中心としたダイニングバーの展開オードブルのケータリングサービス、料理教室の講師をやってきました。
―この媒体ではあえて企業名は出しませんが(笑)今をときめく一流企業ばかりですねー
東京では本当に何もない所からのスタートで本当に奇跡的な出会いもあり、多くの人から支えられながらやってきましたね。
―そして福岡で直方のソウルフード3代目カレー焼き&からあげ店オーナーのご主人と出会う訳ですねー
もともとは福岡の親不孝通りで次元という居酒屋をやってたのですが、主人が直方への思い入れもあり、直方で先代のカレー焼きの商売を引き継ぐ形となりそれがきっかけで直方に来ました。
―今まで都心部中心の生活を送ってきた大神さんにとって直方は?-
交通の便は良いけど何もないなあっと(笑)というか直方には良い引出しがたくさんあるのに上手く引き出せてないなと
―そんな中での直方での開業は?ずばりー
ずばり本能のままに私が直方を楽しい場所にしたいなと感じて。
―今後Sketchersをどんな場所にしていきたいですか?-
私の大好きが詰まったお店ですが、私は1児の母でもあります、ここで働いているスタッフも子育て中のお母さんばかりです。
お子さんを持つお母さんの中には、こういうことがやりたいとか、やってみたいという想いを持っている方がいらっしゃるように感じます。
そんな想いのお母さんの後押しできるような場所にしていきたいのと。Sketchersというよりもまずこの地で20年、30年やっていく上でおせっかいおばさんになりたい(笑)というのも私がこの地にきて周囲の方、特に商店街のおばちゃん達が助けてくれたから。
―直方の上沼恵美子さんですもんね(笑)在住歴3年とは思えないですし。最後に今後の野望というか展望はー
アメリカにお店を出すことと自伝を出すことです。
―今までの話を聞く中で自伝は出せそうな気もしますが、お店も見てもそうですが、アメリカという国に憧れが?-
私が小学校の頃に佐世保の海軍基地でみたとても大きなマフィンが衝撃的で忘れなくて。
そんなワクワクするものがアメリカにはあるんだって。だから私はそんなドキドキワクワクする商品をこのお店に出していきたいです。本能のままに。
後記
今回インタビューの中で印象的だったのが店名の由来を聞いた時、意外だったのが本当は魔女の宅急便が大好き過ぎてキキ‘Sカフェみたいな店名にしようかと考え、しっくりせずに再度候補に挙がったのがSketchers 。Sketcherというのは絵を描く道具の事、複数形にすると絵を描く人たちになるのだとか。大神さんの作る商品はカラフルなものばかり。
そして真っ白なキャンバスに絵を描くように何かしら多くの人も巻き込んでしまうオーナーさんにぴったりな店名だなと感じてしまうのでした。
ついつい長居してしまうお店Sketchers
直方市にお越しの際は是非
0949-52-7699
営業時間11:00~17:00 日曜日休み