写真左 毛利良幸さん 事務局長 右 河面直人さん 委員長 

高取焼マイ茶碗を持って参加しませんか? 高取焼 大茶会開催!!

平成30年4月30日(日・祝)10:00~15:00 高取焼が発祥の地である直方市。場所は古町商店街・明治町商店街にて本年度も高取焼 大茶会が開催されます。

昨年度の動員数が約6000人の集客を呼んだ大茶会。
今回は大茶会のちくぜんのおがた高取焼大茶会実行委員会の委員長と事務局長でもあり、地域の大先輩でもある河面直人さんと毛利良幸さんにまちかどの空き店舗にて開催までの経緯などのお話を伺いました。

直方市 高取焼 大茶会のキーパーソン 写真左 毛利良幸さん 事務局長 右 河面直人さん 委員長 
直方市 高取焼 大茶会のキーパーソン 写真左 毛利良幸さん 事務局長 右 河面直人さん 委員長

大茶会の発端は2006年までさかのぼり当時の場所は商店街ではなかったそうですが、千人茶会と題し、焼物教室で作られたマイ茶碗でお茶を飲むという事を企画。

その後、転機として平成26年にNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の放送と高取焼内ヶ磯窯開窯400年を記念として当時は直方市が中心となって実行委員を組織し「五千人茶会」を商店街にて実施しました。「五千人茶会」が終わった後、関わっていた団体、そして市民の方たちからの要望もあり、平成26年度「「五千人茶会」に参加していた14団体で実行委員会を組織し、身の丈に合った継続性を重視したい事業をという想いで大茶会を開催するようになったという事です。

以前は市が中心の実行委員会を結成していたそうです、昨年度から民間団体に移行する事となり、団体の構成メンバーの方たちは歴史やお茶、伝統文化など多様な団体で構成されており、また大茶会を開催するにあたり、今年も一月から打ち合わせが行われ各種公共機関との調整などあったそうでとても大変だなと思っていたのですが、毛利さんが「各種関係機関の協力があったのは勿論の事。河面さんだから役割分担がはっきり出来て後押しする気持ちになれた。」とさらりと話してくれました。
お二人は直方日若踊保存育成会連合会所属であり、また地域の行事などでお互いを知り尽くした中でもあるから成し得てきたのだと感じました。

またこの大茶会の関連イベントとして福岡県無形文化財「直方日若踊り」「植木三申踊」
を商店街で披露することによってより多くの方たちに見てもらえる機会が増え喜ばれているという事、普段使われていない空き店舗が茶室に変わり、地元企業さんからも出店の要請があるなど様々な効果が生まれてきているようです。また商店街で開催することによって地域の活性化につながればとも話して頂きました。

話が脱線する事もあり終始和やかな雰囲気で息のあったところを見せていただけました。 左 河面直人さん 右 毛利良幸さん 事務局長
話が脱線する事もあり終始和やかな雰囲気で息のあったところを見せていただけました。

最後に一言ずつの場面では河面さんからは『役を任されたら動く。それだけです。そして地域に伝わる歴史や伝統文化をしっかりと後世に伝えていく』と 毛利さんからは『直方で生まれ地域で育ててもらった恩返しをします。』という郷土に対しての気持ちを強く感じました。

大茶会開催の目的は市内外の来場者に対して直方市が高取焼の発祥の地であることをPRするとともに、歴史的財産及び文化財の情報発信並びに地域文化や伝統芸能の発展・継承を目指しています。
また今回から新たな取り組みとして企業さんによる茶席の出店、内ヶ磯窯跡出土品展示などが行われます。

是非高取焼マイ茶碗を持って参加しませんか?

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